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向陽義塾 下半期講義予定

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はじめに
向陽義塾に於いては、最初の一年間で「論語」とふれあい「孔子の想い」を学ぶことから始めました。
二年目の上半期は、陽明学の基礎を学ぶとともに、近代歴史の有識者と触れ合うことで、先人たちを動かしていたものが「志」にあることを学びました。

そして今回、11月~3月までの5回、戦後日本の復興の基盤となった「心の方向」について考える事を行いたいと思います。
それは、士魂商才を説いた「渋沢栄一」氏の著書「論語と算盤」を中心に、今失われようとしている「日本式資本主義」について学び、「いま私たちがなすべきこと」を探求することになると思います。

 渋沢栄一(1840~1931)は、近代日本における財界の指導者です。
 幕府の遣欧使節として西欧の産業設備や経済制度を見聞しました。
 日本の実業家には国家目的に寄与すべきことを説いています。
 著書である『論語と算盤』には、道徳と経済の関係が論じられています。


講 師 : 橘一徳先生
日 時 : 11月14日(土) 20:00~22:00
場 所 : 小学館ビル 5F 中央区渡辺通2丁目4−8【下段地図参照】
受講料 : 3,000円 消費税込 教本別


共通教本
 現代口語訳 論語と算盤 著者:渋沢栄一 訳者:守屋淳 ちくま書房 886円
 ※共通教本については、講義の時に購入される旨ご連絡いただければ当方で準備いたします。

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致良知

2015年09月13日
致良知とは、良知を致すこと
良知とは、思慮しなくともわかるもの。

「仁義礼智」の心は生まれ持っているもの『生得性

人間性を養うためには、教育ではなく『養育』が必要である。
もって生まれた心だから、教えるのではなく、引き出してやることが重要。

良知が発現し、私意に妨げられることがなければ仁は用い切れないほど広大なものになる。

向陽義塾 講義メモより

必聴の歴史秘話!

2015年07月23日
向陽義塾 第二期

日時:8月8日(土) 20:00~
場所:隻流館道場
講師:浦辺登先生
会費:金参千円也


講題:玄洋社と東京オリンピック
    玄洋社の人脈がなければ、半世紀前の東京オリンピックは成功しなかった。
    知られざる歴史の背景を語っていただきます。



講師略歴
福岡県筑紫野市生まれ。
東福岡高等学校卒業。
福岡大学ドイツ語学科在学中から雑誌への投稿を行なうが、卒業後もサラリーマン生活の傍ら投稿を続ける。
近年はインターネットサイトの書評投稿に注力しているが、オンライン書店ビーケーワンでは「書評の鉄人」の称号を得る。
玄洋社、黒龍会の研究を通して杉山茂丸(明治大正のフィクサー、頭山満の盟友)の曾孫である杉山満丸と意気投合。
その後、杉山満丸の誘いを受け「夢野久作と杉山三代研究会」発起人に名を連ねる。


主な著書
2009年『太宰府天満宮の定遠館』弦書房
2011年『霊園から見た近代日本』弦書房
2012年『東京の片隅からみた近代日本』弦書房
2013年『アジア独立と東京五輪』弦書房

名台詞?

2015年06月12日
孤独に歩め悪をなさず求めるところは少なく林の中の象のように...

このセリフを見て、ん?と思う方は、中々のアニメ好きなんでしょうな。^^

このセリフの出典基となったのは、ブッダの言葉を集めた『ダンマパダ』の23章にある一節(330節)なんです。

この言葉(セリフ)の前には「もしも思慮深く聡明でまじめな生活をしている人を伴侶として共に歩むことができるならば、ともに歩め」「それができないならば、愚かな者を道伴れとはするな。国を捨てた国王のように、また林の中の象のように、ひとり歩め」という文があります。

これを意訳すると
「お互いに助け合ったり、切磋琢磨できる人物がそばにいるならその人と一緒に高みを目指せばいい」
「だが、そうでない人と付き合うことは自分を堕落させることになる。だからもし、よき伴侶がそばにいないならば、国を捨てた国王のように、地位や財産や名誉など余計なものを全て捨ててしまえ。林の中に静かにたたずむ象のように、ひっそり気高く生きていけ」
ということでしょう。

皆さんも、人生の伴侶を求めに『向陽義塾』に参加してみませんか?
伴侶とまではいかなくとも、刺激を受けることができる『友』に出会える筈です。

今回の向陽義塾は、

・杉山灌園 - 福岡藩士で儒学者の杉山三郎平
・杉山茂丸 - 明治から大正、昭和初期にかけて、日本のフィクサーと呼ばれた漢
・杉山久作 - 禅僧にして幻想文学作家、かの『ドグラ・マグラ』の作者
・杉山龍丸 - インドの緑の父(Green Father)と呼ばれる漢

そして、今回の講師、杉山満丸先生
杉山家五代、現当主であり、「夢野久作と杉山三代研究会」副会長、「博多133の会」等で活動している漢。
脈々と受け継がれし近代福岡史の生き証人である。

逢って最初に驚いたのは、その体格の良さ、そして柔和な笑顔。
今回、膝を交えてお話しできることを楽しみにしています。

ビデオ&パワーポイントを駆使して、杉山家の家訓を解りやすく解説していただけるとのこと。

是非ご参加ください。



日 時:6月13日(第2土曜日)
場 所:社団法人隻流館
    812-0036福岡県福岡市博多区上呉服町3-3
時 間:20時講演開始(10分前までには入場ください)
参加費:3,000円

※詳細ご不明な点は下記メールアドレスまで。

otokojuku@aol.jp

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