日本人力育成塾　先人たちに学ぶ日本人としての生き方

読書のススメ

たった一度の人生ならば、幅と深さをもった人生にしたいと思わないか？
だのに、毎日の生活に追われ、どうしても幅や深みのない生き方になってしまうと嘆く輩が多いこと・・・。

でも・・・
日々、垂れ流しの情報BOXをボーっと眺める時間があるのなら、本を読むことは誰にでも簡単にできることだと思うのだが。

本は、他人の人生の経験や知見を分け隔てなく伝えてくれる。

そこに壁があるとすれば、それは自分の中にある。
読んでも理解できない、読み通す力がないなど、自分で自分の能力を勝手に決めてしまう。
勿体無いことだ・・・

学びたいと真剣に思っているときの学びは深い。

物事について考えるときに、幅の広い知識や学問に支えられている人は、物事を深く豊かに捉えられる。
懐が深くて幅が広い人に出会うと、話が豊かに展開していく。
そういう会話や出会いに触れることができると、人生はもっともっと楽しくなる。

私たちの目の前には、人類が文字に記してきた膨大な財産が山のように積み重なっている。
その中から自分に合った本と出会うことで、自然に人は、賢かった人々に導かれて山を登ることになる。
引っ張られるように。
導かれるように。

読みながら登っていく行為は、次第に自分と本とがシンクロしていく過程になる。
この過程が、自分の人生とも重なってひとつの織物を紡いでいく。
それが学ぶと言うことで、人生を豊かにする力になる。

私たちは、人類の豊かな本の山の前でそれを眺めて少しずつ山を登っている。
ほとんどの人が、入口に留まって高い山を遠景に眺めるているに過ぎないが、それでもその人なりの広く豊かな感性が身につくものだと思う。

学ぶと見えてくるものがある。
読書は、人生の豊かさに深くつながっている。
より深く学べば、より高い山に登ることになる。

何を読んだら良いのかわからないと言う方のために、左のMENUにお薦め図書をいくつか挙げています。
日本人として是非読破していただきたい逸冊です。ご参照ください。